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バンキムーン国連事務総長とのパーティー
後藤敏彦
                  NPO法人代表理事

G8サミットの準備のためのようだったがバンキムーン国連事務総長(以下、バンSG)が来日された。国連グローバル・コンパクトの日本のローカルネットワークであるGC-JN(グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク)は6月29日の夕刻、帝国ホテルでドリンク・ミーティングを持つことができた。筆者はGC-JNの設立当初からお手伝いしており、今年の春の抜本的改革にもかかわりボードの有識者メンバーとして名を連ねている関係で出席させてもらった。

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バンSGの話は、世界が抱える3つの課題、気候変動、食糧問題、アフリカ開発問題(南北問題)から始まった。彼はトリプル・クライシスという言葉を使い、日本企業の役割が極めて重要であることを多大の期待をこめて語った。

日本では5月までは政治の意思は全くみえず、行政は極度の縦割りの弊害でまともな議論は殆どなされていないという状況であったと理解している。G8サミットを目前にしてようやく福田ビジョンがだされた。内容の良し悪しは別として、とにかく意思がしめされ行政もまとまって動かざるをえなくなりつつあることは良い兆候といわざるを得まい。莫大な経費をかけ、外圧でしか動き出さない情けない日本、と批判していてもはじまらないので、とにかく動き出した(?)ことを喜ぼう。

ところでバンSGはトリプル・クライシスという言葉をつかった。スリー・クライシスではないのである。問題はひとつで三重の危機、しかも人類的危機という認識と考えてよい。

この危機の解決に日本企業が多大の役割を果たすことを期待されている。しかも、それは利益処分の一環としかみられないフィランソロピー的な貢献ではなく、本業での貢献である。まさにCSRである。

今こそ、人類的危機に本業で立ち向かう事業ビジョン、ミッション、計画を立てる時期といってよい。この文明史的大変革時にサバイバルできる企業の必須事項といえよう。これに着手しないCEOは経営者失格の烙印を押されて当然の時代なのである。

なお、このことは国連グローバル・コンパクトのニュースでも流されており、そこから更にバンSGのスピーチ全文にアクセスができる
http://www.enewsbuilder.net/globalcompact/e_article001150052.cfm?x=bd2Hd2m,b


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