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サステナビリティ日本フォーラム 平成22年度事業報告
(平成22年1月1日〜平成22年12月31日)

1.平成22年度 事業報告にあたって

サステナビリティ日本フォーラムにおける(以下、「本会」と呼ぶ)年々充実度の高まる様々な活動は、144会員(平成22年12月現在)からの会費収入及び多岐にわたるご支援と、13名の運営委員による無償の活動、16名の役員と22名の評議員の皆様のご支援とご協力によって成り立っており、持続可能な社会に向けて日本企業のCSRの推進を支援する代表的な団体として、大変充実した活動を行っている。


2.平成22年度 事業報告

サステナビリティ社会構築に向けた調査・研究・支援事業(のべ参加者数56名)

【ラウンドテーブル】
「地域通貨についてのラウンドテーブル」:4月9日(金)
ゲストスピーカー:B.リエター氏

【2020年プロジェクト「GPI研究会」2020年までに世界を変える会】
本会では2004年より持続可能な社会実現に向けて、2020年プロジェクトとして市民の意識を変え、視野を拡げるための研究会を継続的に実施してきた。2020年プロジェクトでは持続可能な社会をより具体的にイメージし、実現性を高めるには国内総生産(GDP)だけに偏らない評価軸が必要だという世界の潮流をとらえた。ブータンの国民総幸福(Gross National Happiness=GNH)が脚光を浴びる中、幸せを測る概念としてGNHの背景を学び、真の進歩指標(Genuine Progress Indicator=GPI)に焦点をあてた。また、年間70万円/1人の収入で70名以上が共同生活をする「木の花ファミリー」の幸せ度の高いライフスタイル体験会などを実施し、今までの価値観を見直す会を3回に渡り開催した。

案内ページ:http://www.sustainability-fj.org/seminar/2010/20100712_1.php

 第1回「GDPからGPIへ 〜本当の幸せとは?〜」:9月17日(金)
 講師:滋賀大学 経済学部 中野桂教授
     同志社大学 経済学部 和田喜彦教授

 第2回「GNHと人々の価値観」:10月8日(金)
 講 師:GNH研究所 所長 平山修一氏

 第3回「今までの価値観を見直す幸せ指標とは」11月6〜7日(土・日)
 静岡県富士宮市にあるエコビレッジ「木の花ファミリー」を訪問


企業のCSR活動を啓発・促進する事業

【勉強会】
1.CSRシリーズ勉強会「ISO26000を読む会」(4回シリーズ)
参加者 各回約20〜40名 (1〜4回までののべ参加者数118名)
平成22年度のシリーズ勉強会では、平成22年11月に国際的なガイダンス規格として発行されたISO26000について中核課題ごとの論点や参考事例、GRIガイドラインとの関連性を取り上げ勉強会を開催した。会場については あいおいニッセイ同和損害保険(株)様のご厚意により、新宿ビル3F会議室内を提供頂いた。

案内ページ:http://www.sustainability-fj.org/seminar/2010/20100401.php
報告ページ:http://www.sustainability-fj.org/seminar/2010/20100712_3.php

 第1回「ISO26000を読む会(1)概要」:5月25日(火)
 講師:国際労働財団 副事務長 熊谷謙一氏 (ISO/SR国内対応委員会 委員)
     サステナビリティ日本フォーラム代表理事 後藤敏彦

 第2回「ISO26000を読む会(2)人権とエンゲージメント」:6月21日(月)
 講師:企業行動研究センター 所長 菱山隆二氏
     株式会社バンダイ プロダクト保証部 佐藤正氏

 第3回「ISO26000を読む会(3)環境とエンゲージメント」:7月21日(水)
 講師:東京都市大学 環境情報学部 田中章准教授
     CDP事務局 ジャパンディレクター 森澤みちよ氏

 第4回「ISO26000を読む会(4)消費者課題とエンゲージメント」:9月27日(月)
 講師:一橋大学法科大学院長 松本恒雄教授(ISO/SR国内対応委員会 委員長)
     (株)セブン&アイホールディングス 常務執行役員 総務部 シニアオフィサー 稲岡稔氏

2.CSR担当者のためのCSR基礎講座(企業におけるCSRへの対応)
企業のCSR担当初心者を対象に、少人数制(Max6名)・完全予約制ゼミ形式のCSR基礎講座を月1回のペースで、計10回開催した。参加者は各回3〜6名であり、講座後のアンケートにおいて高い満足度を得ている(平成22年参加者数37名)。
 講師:サステナビリティ日本フォーラムアドバイザー 鎗野達男
     コミュニケーション編:安川良介氏(元(株)電通)

3.CSR基礎講座特別編「CSRレポート作成勉強会」:9月16日(木)
ご好評をいただいているCSR基礎講座の特別編として企業会員限定5社を対象に開催。
参加者の声として「大変参考になった」「また開催していただきたい」と好評をいただき、平成23年度も実施したい。
 講師:サステナビリティ日本フォーラムアドバイザー 鎗野達男
 (株)リコー 社会環境本部 環境コミュニケーション推進室スペシャリスト 松尾敏行氏

【ラウンドテーブル】(のべ参加者数39名)
 第1回「リスクマネジメントについてのラウンドテーブル」:4月13日(火)
 ゲストスピーカー:帝人(株) CSR企画室長 田井久惠氏

 第2回「中国環境報告書ガイドラインについてのラウンドテーブル」:6月8日(火)
 担当:サステナビリティ日本フォーラム代表理事 後藤敏彦

 第3回「資源調達とサプライチェーンマネジメントについてのラウンドテーブル」:10月4日(月)
 ゲストスピーカー:資源・環境戦略設計事務所代表 谷口正次氏

 第4回「続 中国環境報告書ガイドラインについてのラウンドテーブル」:10月25日(月)
 担当:サステナビリティ日本フォーラム代表理事 後藤敏彦

【シンポジウム】
世界の持続可能な社会の実現に向けて、組織が取り組むべき気候変動対策や貧困削減に挑戦する企業に焦点をあてたシンポジウムを平成22年11月19日(金)に開催した(参加者数126名)。外務省協力のもとOECD室で進められているOECD多国籍企業行動指針の平成23年の改訂を機に実務者、有識者とともにCSR活動の方向性や企業の取り組みについて話し合った。
会場についてはあいおいニッセイ同和損害保険(株)様のご厚意により、新宿ビル地下ホールを提供頂いた。

案内ページ:http://www.sustainability-fj.org/seminar/2010/20100924.php
報告ページ:http://www.sustainability-fj.org/seminar/2010/20101227.php

 ■基調講演「ヤクルトの海外戦略〜世界中で飲まれるプロバイオティクスを目指して」
  (株)ヤクルト本社 常務取締役(国際事業本部担当役員) 成田裕氏
 ■講演「OECD多国籍企業行動指針の改定について」
  外務省経済局経済協力開発機構室長 清水享氏
 ■事例報告1「伊藤忠商事のサプライチェーンマネジメントについて」
  伊藤忠商事(株) 総務部CSR・地球環境室長代行 桜本朱美氏
 ■事例報告2「CSRの新しい潮流を考える」
  武田薬品工業(株) コーポレート・コミュニケーション部 シニアマネージャー 金田晃一氏
 ■事例報告3「グローバル化のなかの企業と人権」
  財団法人アジア・太平洋人権情報センター 所長 白石理氏
 ■パネルディスカッション
  ・コーディネーター: サステナビリティ日本フォーラム代表理事 後藤敏彦
  ・パネリスト:清水享氏、桜本朱美氏、金田晃一氏、白石理氏
 協賛:サントリーホールディングス(株)、KPMGあずさサステナビリティ(株)
 後援:外務省、経済産業省、環境省、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク

【第三者意見書ガイドラインの発行】
持続可能な社会に向けて企業のサステナビリティに資する情報開示がその取り組みを推進すると考え、第三者意見書の信頼性向上と第三者と依頼企業間のトラブル防止を目指し、「第三者意見書ガイドライン」を発行。広く活用されるため無償ダウンロードを平成23年1月17日より開始。
 第三者意見書ガイドライン:http://www.sustainability-fj.org/news/2011/pdf/110113.pdf

【第三者意見書ならびにヒアリング依頼の対応】
1.サンデン株式会社「2010年度 CSR報告書」への第三者意見(平成22年8月)
担当:サステナビリティ日本フォーラムアドバイザー 鎗野達男
2.東京都水道局「環境報告書2009」に関するヒアリング調査への対応(平成22年6月10日)
担当:サステナビリティ日本フォーラム事務局 尾山優子

【メールマガジン・ホームページなどによる情報提供】
毎月1回(月初)発行のメールマガジンやホームページにて、本会の勉強会・セミナーに加えて、GRIに関するニュースなどの情報を発信(メールマガジン登録数1310件)。リーフレットはシンポジウムに合わせて改訂し、本会の活動に関する広報に努めた。また、会員専用ページの改訂を12月に行い、定例勉強会の資料を掲載し会員サービスの充実を図った。


サステナビリティ・リポーティングの国際標準をめざすGRIガイドラインの普及・啓発事業

【ガイドライン頒布】
実績:第二版54冊 第三版(暫定版)2335冊 第三版(正式版)販売290冊 無料配布162冊
(内平成22年度の実績)
第三版(正式版)販売19冊 無料配布17冊(入会特権等) 第ニ版販売1冊


サステナビリティ・リポーティングに関する研究を推進し、国内外へ提言・提案を行なう事業

【エコプロダクツ2010】
毎年恒例、日本最大の環境展エコプロダクツ2010に出展し、会員企業の発行するCSRレポートの展示・紹介、サステナビリティ日本フォーラムの活動紹介のプレゼンテーションを行った。また、第三者意見ガイドライン骨子のプレス・リリースの場として活用。ブース来場者はのべ約250名。
日程:平成22年12月9日(木)〜11(土) 10:00〜18:00(最終日は10:00〜17:00)
場所:東京ビッグサイト


その他

【役員懇談会】
第1回「役員懇談会」:1月7日(木)
スピーカー:東北大学大学院 生命科学研究科 竹本徳子特任教授

第2回「役員懇談会」:8月5日(木)
スピーカー:国際NGOナチュラル・ステップ 日本支部代表 高見幸子氏

【他団体のセミナー、シンポジウム協力】
≪協力≫
『連続セミナー「人々の生物多様性」第5回〜第7回』
日時:平成22年1月12日、2月25日、4月23日、4月24日
場所:環境パートナーシップオフィス等
主催:(財)地球・環境人間フォーラム、国際環境NGO FoE Japan他

『シンポジウム「オランウータンの森を守れ!〜生物多様性と日本の消費」』
日時:平成22年9月22日(水) 場所:東京ウィメンズプラザ ホール
主催:(財)地球・環境人間フォーラム、NPOボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション日本、国際環境NGO FoE Japan

『セミナー「生物多様性〜トラとオランウータンとわたしたち」』
日時:平成22年10月22日(金) 場所:総評会館 会議室 201
主催:(財)地球・環境人間フォーラム、国際環境NGO FoE Japan、熱帯林行動ネットワーク、熱帯林行動ネットワーク名古屋、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部、ウータン・森と生活を考える会

≪後援≫
『2010 グローバルCSRシンポジウム』
日時:平成22年9月13日(月) 場所:明治大学アカデミーコモン
主催:バンガード研究会、(株)Inter-Business Network、(有)コーポレートシチズンシップ、明治大学都市ガバナンス研究所




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 平成21年度事業報告書 pdfファイル:270KB(別ウィンドウが開きます)
 平成20年度事業報告書 pdfファイル:154KB(別ウィンドウが開きます)





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