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サステナビリティ日本フォーラム シリーズ勉強会2010 「ISO26000を読む会」ご報告
ISO26000(社会的責任に関する手引)に焦点を当てた今年のシリーズ勉強会についてご報告致します。
ご参加いただきました皆様、深く御礼を申し上げます。
ISOがあらゆる組織のSRに関するガイダンスとして、2010年11月に発行するのが、今回シリーズ勉強会で取り上げたISO26000です。これまでのマネジメントシステム規格ではない、国際的なガイダンス規格として発行されることにあたり、GRIガイドラインとの関連性や課題ごとの参考事例とあわせてISO26000のシリーズ勉強会を5月から9月にかけて4回、開催いたしました。
※2010年の各回のテーマは以下の通りでした。
■ 第1回 5月25日(火)「ISO26000を読む会(1)概要」ご報告
⇒当日のプログラム(PDFファイル1,104KB)
第1回勉強会は、35名の皆様にご参加いただき無事終了しました。
勉強会では次のようなお話をいただきました。まず、発行月が12月になったということ。
この決定に際し、アラブ諸国・中国が異議を取り下げ、ISO26000策定に前進をみせたということ。
ISO26000はあらゆる組織の社会的責任に対する取り組みである一方で、GRIガイドラインは取り組みの報告に対するガイドラインであるという関係性も改めて確認しました。マルチステークホルダー形式により400もの各国のエキスパートが関わったISO26000という国際的なガイダンス(参考書)は、価値のあるものであり、SR初歩組織は入門書として活用すること、経験のある組織は現行の慣行を改善し、さらにSRを取り入れるために活用することを勧めています。
■ 第2回 6月21日(月)「ISO26000を読む会(2)人権とエンゲージメント」ご報告
⇒当日のプログラム(PDFファイル1,112KB)
第2回勉強会は、43名の皆様にご参加いただき無事終了しました。
人権の問題は複雑で理解が進まない部分が多いというご意見をいただきましたが、それだけに多くの方々がご参加くださったものと思います。
ISO26000においても人権は各国の法律や文化的伝統を超越する基本的権利とされています。海外では人権問題は許されない気運が高まっており、その波は多方面から押し寄せています。組織(企業)は人権分野の課題を把握し、毎年報告することが必要との講義をいただきました。何から着手したらよいのか迷いの多いなか、バンダイ様の事例は参考になったのではないかと思います。
■ 第3回 7月21日(水)「ISO26000を読む会(3)環境とエンゲージメント」ご報告
⇒当日のプログラム(PDFファイル1,094KB)
第3回勉強会は、25名の皆様にご参加いただき無事終了しました。
環境について、社会的関心が高まっている生物多様性とGHG排出量の報告と企業評価に焦点をあてた勉強会を開催しました。
CDPのアンケートでは、「開示する」ということを重視しており、開示への誠実性が世界の投資家への情報提供と信頼性確保に通じているという流れをご講義いただきました。また、開発などが生態系に及ぼす影響を考慮した生物多様性オフセットの考えは、組織と社会のサステナビリティが求められる現在、環境に積極的取組をみせてきた日本においてその可能性があるではと感じました。
■ 第4回 9月27日(月)「ISO26000を読む会(4)消費者課題とエンゲージメント」ご報告
⇒当日のプログラム(PDFファイル1,080KB)
 第4回勉強会は、39名の皆様にご参加いただき無事終了しました。 消費者課題は、本業にとりわけ関わりの深い課題だけに多くの方々にご参加
いただけたものと思います。消費者課題は組織により、「誰を消費者と捉え、誰と対話するか」が鍵となり、業界や地域ごとにその対象が、消費者の意見を束ねるNGOであるなど動的なものであるとの示唆をいただきました。 消費者課題を捉えるため、消費者に関する法規制、時代ごとの消費者課題の展開についての体系的なお話と消費者課題のみに止まらない根源的な考え方についてのお話は参考になったのではないかと思います。
【参考資料】
第1回、第2回の勉強会で講師の方々よりご紹介があったビジネスと人権の枠組みで2008年の国際連合人権理事会にハーバード大学、ジョン・ラギー教授が発表した英文のレポートです。
⇒ Ruggie-report-7-Apr-2008(PDFファイル 153KB)
【会場風景】

【協力】 あいおい損害保険株式会社(会場提供)
【主催】
サステナビリティ日本フォーラム事務局
E-mail: info@sustainability-fj.org
TEL:03-5423-0295 FAX:03-5423-6921

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