「長期視点に立った経営」に関するアンケート結果
概要

開催日 | 2016年8月31日回答受付終了 |
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この度は「長期視点に立った経営」に関するアンケートへ ご協力、誠にありがとうございました。集計結果をまとめましたのでご報告いたします。
詳細
昨今、海外の投資家からコーポレートガバナンスの強化を求める声が高まっていますが、それと同時に、持続的な企業価値向上に向けて「長期視点に立った経営」がより一層重要になってきています。この認識に立ち、サステナビリティ日本フォーラムでは、実務者の皆様と役員の皆様に「長期視点に立った経営」に関する各社の現在認識に関するアンケートを実施いたしました。アンケート結果につきましてご報告いたします。ご回答にご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
テーマ | 「長期視点に立った経営」に関するアンケート |
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回答にご協力いただいた方々 |
実務担当者様向けアンケートと役員様向けアンケートは、質問内容を変えています。 |
アンケート実施期間 | 2016年6月1日~8月31日 |
主催 | 特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォーラム |
調査協力 | 株式会社クレアン |
アンケート結果のポイント
- 経営の時間軸について
- 実務担当者の6割が、「自社の経営は長期視点に立って行われている」と認識
- 「長期視点」の時間軸として、最も多いのが「5年以上10年未満」
- 長期的な企業価値向上における阻害要因
- 最も多いのが「株主・投資家からの短期視点での要求」
- 役員の回答では、「四半期決算の義務化」も同様に多い
- 四半期決算義務廃止への賛否
- 実務担当者の半数近くが、四半期決算義務廃止に賛成。(反対は約4%のみ)
- 自社で長期視点の経営を行っていないと回答している人では、廃止に賛成する割合が高まる
- 長期視点に立った経営のための施策
- 役員は「経営戦略への環境・社会問題の組込み」を最も重視
- 実際に戦略に組み込まれている環境・社会問題で最も多いのは、気候変動・エネルギー問題